FC2ブログ

竹内栖鳳展 ~ 藤井達吉現代美術館

アート缶
05 /30 2015



この猫に会いに、


GW最後の日にですがね、
愛知・碧南市藤井達吉現代美術館

生誕150年記念 竹内栖鳳


毎度写真撮っちゃうんですが、
向こうは西方寺と九重味醂さんのいらかの波


ほんの小さな市立美術館なんですが、
遠出の苦手なおばさんにアートの啓蒙ポイント。

今回も、上の猫、羅馬之図(左右が2期に分けてですが)…他、
いつもの展示よりボリューム多めの約100点。


竹内栖鳳(1864-1942)

おばさんにとっては栖鳳といえば上村松園の絵の先生。
*
松園の随筆集の『青眉抄』にも栖鳳の思い出の記述。
*
伝統的な日本画の世界で師匠の画風にそっくりに
描かねばならない時代に、狩野流や雪舟、伴大納言などの
絵巻類等を模写して古画を研究し、研鑽をつむ。
そういう中で積極的に新しいものを見つけ出そうと
されていたのでしょうか。
型にこだわる師には非難されながらも
「描かれるものがどこか若々しい独創的なところがありました」と、
当時の同じ画塾の先輩を見る松園の眼。


1900年に渡欧した際には、「ちょうど恋しい人に逢ったようです」
ミレーやコローに感銘、創作に西洋と東洋の融合を試みる。
そんな試みが見られる作品もあり。

栖鳳と云えば後ろ向きに毛づくろいしながら、
ちょっとこっちを睨み付ける『班猫』というのが有名ですが、
他にもライオン、サル、ウサギ…
「ケモノを描かせてはその匂いまで描く」といわれたという。

《家兎》


絵の技量のとびぬけて優れていたのとともに、
幸野楳嶺の塾にいた時には、松園が、
しばらく栖鳳らの姿が見えないことを不思議に思っていたら
『ちょっとこの頃 破門で』と聞く、
「豪放なお方ですし…」という思い出。

この大胆な線の《富嶽》


40代と70代に描いた滝の絵が
掛け軸になって並んでいるのもおもしろい。
(見られたお客さんはどちらがお好き?)

カラスや鷺がとても愛嬌がある姿で描かれていて、
スズメたちも。
「あのチュ!の声が大好き」

そして主役の動物などの横に「ツマ」として描かれた
笹や蔓草など植物が、またお上手なのですね~。

ネズミとカブ《春宵》


そして《小春》


               ~ 6月7日(日)





スポンサーサイト



コメント

非公開コメント

めかねこ

猫・まち・植物・ときどきアート