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青眉抄 ~ 上村松園展

アート缶
05 /13 2013
 
 
 
5月11日(土)は土砂降りの中、
名古屋市美術館 上村松園展 

《花嫁》 奈良ホテル蔵
 
上村松園(1875-1949)
今日では想像もできませんが、男の世界だった日本画壇で
多くの試練や偏見を乗り越え、独自の芸術を高め
女性初の文化勲章受章者。
 
気品ある美人画

《雪》
 

《鼓の音》
 

《牡丹雪》
 
京都の葉茶屋の次女として生まれるが
父は誕生を待たずに亡くなり、
母・仲子の理解と配慮で絵の道に進む。
 
松園が絵に専念できるよう家事・子育て一切を引き受け、
画業での迷いにも適切な一言をかけられる母をかけがえなく思い、
 
私を生んだ母は、私の芸術までも生んでくれた。
私は母のおかげで、生活の苦労を感じずに絵を生命とも杖ともして、それと闘えた。
 
そんな母の思い出を投影した作品も多く、

《青眉》
 
江戸後期から明治初めにかけ子供を産んだ女性が
眉を落とし鉄漿(おはぐろ)をつける習慣があり、
 
色白の顔に映える剃ったばかりのみずみずしい青眉の美しさ
 
青眉の美しかった若き日の母の思い出の姿であるようで。
 


 「先着100名ポスタープレゼント(すでに終了)」貰っちゃいました~。
 

 
B1Fの展示室では、下絵、写生、素描もたくさん。
上の階で展示されている本画のいくつかある下絵は、
紙を何か所も貼って描きなおしてあるのもあり、
作品になるまでの試行錯誤や工夫が窺い知れる。

 
私はたいてい女性の絵ばかり描いている。
しかし、女性は美しければよい、
という気持ちで描いたことは一度もない。
 
他人を頼りにしては駄目です。
自分の救い手は矢張り自分です。
 
よいものを描くには----        
(先ず)「これは必ずよいものができる」
という信念をもちます。
 
そんな気構えの美しさにひかれて。

 
向かいの名古屋市科学館。

 
開館の15分ほど前、傘のなが~い行列できてました~。

まだまだプラネタリウムは遠いな~。
 
 
 
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めかねこ

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