FC2ブログ

明治村 ~ 漱石先生の猫

ねこ缶
12 /01 2011
 

 
先日の紅葉の明治村
 
《 森鴎外・夏目漱石住宅 》

 
旧所在地:東京都文京区千駄木町
 

 
明治20(1887)年頃 築       
 
明治23年 森鴎外が1年ほど借家
明治36-39年 夏目漱石が借家  

 
日当たりのよい縁側

 
ここで『吾輩ハ猫デアル』を発表

 
10年くらい前の出久根達郎さんのNHKのTV講座の本をめくると、
 
ある日、生後間もない黒猫が迷い込んでくる。
つまみ出してもまた上がってくる。
漱石が「そんなに家が好きなら置いてやればいい」。
畳に腹ばいになって新聞を読んでいる漱石の背中に乗ったりもしていたそうで。

 
小説の猫も「名前はまだ無い」でしたが、
実際の猫も名無しだったそうで。

 
小説の猫の最期は
ビールを飲んで酔っ払い、水がめに誤って落ちて水死。

 
小説のモデルになったこの黒猫は、明治41年 病死。
漱石は門下生たちに黒枠つきの喪のハガキを出す。

 
辱知猫義久く病気の処 療養不相叶(あいかなわず)
昨夜いつの間にか
うらの物置のヘツツイの上にて逝去致候
 

 
埋葬の義は車屋をたのみ
箱詰似て裏の庭先にて執行仕候(つかまつりそうろう)。
 

 
但(ただし)主人『三四郎』執筆中につき
御会葬には及び不申候(もうさずそうろう)
 

 
この知らせを聞いた高浜虚子は
ワガハイノ  カイミョウモナキ ススキカナ

 
漱石は夫人が買ってきた四角な墓標に「猫の墓」と記し、
裏に「此の下に 稲妻起る 宵あらん」と一句。

 
 
 
スポンサーサイト



コメント

非公開コメント

めかねこ

猫・まち・植物・ときどきアート