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クリムト展

アート缶
10 /10 2019

  

9月28日(土) 愛知・豊田市美術館
くり1

自画像は全く、男の肖像はほとんど描かなかったという、ひたすら女性のみ。
くり2

19世紀末のウィーンを代表する画家、グスタフ・クリムト(1862-1918)
くり5

この前にチケット買う小スペースにつづら折れの列に並んで、
賑わって人気の具合を知らされる。
くり3

クリムトは生涯結婚しなかったのですが、
判明しているだけで14人は子供がいて、ある年には2人の女性が
産んだクリムトの子供をそれぞれ「グスタフ」と名付けたとか。
くり4

甘美も修羅も赤裸々に。
くり6

主役である人物はパステル画のように朦朧と、
装飾的な背景は金の象嵌細工のようにくっきりと煌めかせ。
くり7

クリムトの作品を中心に、同時代のウィーンで活動した画家の作品も。
ごく若いころのクリムトとその友人のおそらく肩を並べて描いたであろう
少女の像が隣り同士で展示されているのも
作家の性格などがよりきわだって見えてくる。
くり8

こんなポストカード、人に贈るのも
自分用に飾るのも気が引けるのですが…
《家族》1909/1910
くり13

《リア・ムンクⅠ》1912
くり12

《女の三世代》1905
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1歳にならずに亡くなった息子の亡骸のスケッチも。

珍しく思えるクリムトの描いた風景画や、
クリムトが影響を受けた日本の美術品のいくつか
     ~手元に所持した美しい装飾のある武具の鐙(あぶみ)まで。

愛用したものか赤い小さなスケッチブックの鉛筆描きはクリムトの小世界。
くり10

手紙や、いくつも並んだ封書のおもての筆跡も
人柄が見えてきそうな見えなさそうな。

こんな猫を抱いたおっさんを、
世紀末ウィーンの女性も、没後100年の人々も夢中になって。
くり15

これは豊田市美術館蔵。
前来たときは常設展の中で一般扱い。きっとこの日を待っていた、
今回はバックが色付きの壁で特別扱い。ポストカードも欲しくなる。
《オイゲニア・プリマフェージの肖像》1913/1914
くり14

複製ながら、大きな一区切りスペースに3面の壁画
《ベートーヴェン・フリーズ》も。
その実物のある空間に立ったとイメージできて面白く。
これ、横から「(現地で)~本物見たはずだけど記憶がない」…って
ご婦人のつぶやきが聞こえたんだけど。
くり17

この曇天の下で静かに熱く、
クリムト
ウイーンと日本1900
くり9
                 ー2019.10.14(月・祝)





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