FC2ブログ

魯山人展、ふたたび。

アート缶
06 /02 2019


 


5月26日(日) 藤井達吉現代美術館

北大路魯山人展、ふたたび。


期間の真ん中を折り返して、後期の一部入れ替えを楽しみに。

数日前に地元紙の夕刊に展覧会の紹介なんかも載り
賑わった様子、その少し落ち着いた頃かの午後遅く。


この展覧会の副題が「古典復興 ―現代陶芸をひらくー」。
展覧会のなかの解説に、川喜田半泥子の言葉として乾山の特質を
「古い伝統を尊び学ぶとともに少しもそれにこだわらない新しい創作」
同時にそれは半泥子を含む魯山人とその時代の陶芸家の共通する精神、
とあるのがこの展示の流れをよく表す。

中国、朝鮮の古陶磁と、その写しの魯山人らの作品。
古窯発掘の豊蔵の絵や陶片の資料写真があったりするのも面白い。

2つ並んだ染付の扇形香合が、中国景徳鎮のと魯山人が写したものであるのを
おとうさんが見比べて「う~ん、そういうことか!」と唸り声をあげて
「自分はこっちがいいな」「手に入れたい」とかいうのを
奥方が呆れながら後に従う。
おとうさんはどっちが気に入られたのだろう、そこが気になる。


後半戦登場の魯山人作の小ぶりのふた付き手飯茶碗なんか、
フツウに白いご飯を盛ったんだろうか、
「おばさんはこれが欲しい」。
会場の作品を見進めるにつれ、美食家たちの眼をも楽しませたこの器たちに
どのような高級食材がのったのか、そこのところの興味が
マックスになったころの会場内のソファに
星岡茶寮で提供されたお料理の写真集まで。

この後 千葉市美術館 7/2(火)-8/25(日)
   滋賀県立陶芸の森陶芸館 9/14(土)-12/1(日) 巡回


夕刻、外に出たらこの通り、すぐ先のうなぎ屋から蒲焼きの誘うにおい。


美食家願望は泣く泣く振り捨てたが、
図録は振り捨てられずに引き返してまで購入。


                  こちらは6月9日(日)まで。





スポンサーサイト



めかねこ

猫・まち・植物・ときどきアート