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萌えみどり ~ デンパーク ~ ⑨

デンパーク缶
05 /01 2019



4月21日(日)  デンパーク



いつも同じようなルートで歩いて、
彩りの花木園の林の、芝生広場に抜ける手前。


ちらちらとまたたく小花に惹きつけられ、


〈プルヌス・システィナ〉バラ科


名を検索すると『ベニバスモモ』の一種のようで。


「実はつくけれど食用にはならない」とも。


しべと葉色がお揃いで






〈ヒメサザンカ  ’エリナ・カスケード’〉ツバキ科




〈タマリクス・テトランドラ〉ギョリュウ科






木の枝全体にこんな花をつけ、
これが花後はヒノキの葉をひょろ長くしたような葉に覆われる。



牧野富太郎さんの「植物一日一題」という文庫本を開くと
「ギョリュウ」という項がある。
日本にあるギョリュウは5月にまず旧枝に花が咲いてそれを
「Tamarix juniperina Bunge」と呼び、
次に夏秋にその年の新枝にまた花が咲いてそれを
「tamarix chinensis Lour」と呼ぶ。
世の学者どもはそれを別の種と思っておるが
実は同じ1本の木であることを知っているのはほかでもない自分である、
もうこの事実は天狗よりも鼻を高くしてもいいくらいのことであるのだと。
おばさんはギョリュウという植物のそのちょっと珍しい特性より
子どものころから日本で随一の植物学者として名を耳にする牧野さんの
このおちゃめともいえる自慢ぶりを衝撃をもって読む。
その文庫本には一部牧野さんのイラスト等も添えられてあるのだが
残念ながらこの項にはそれがなく、その「ギョリュウ」が
デンパークのこのギョリュウ科の「タマリクス」と近いものかは不明。



いつもここを通ると、まぁ、心を惹くでもない緑の葉姿を
チラリ見届けて通り過ぎるのだが、
今回はちょうど花のタイミング。







この木は夏~秋にもまた花をつけるのだったか。
牧野さんの本にある「ギョリュウ」は春の花は実をつけないが
夏秋の新枝に咲く花は結実するのだそうで。
その辺のところ要注意人物のようです。






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めかねこ

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