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老いてますます盛んの画人たち

アート缶
12 /04 2018



12月2日(日) 碧南市藤井達吉現代美術館


今回の企画展は

「愉しきかな!人生」
― 老当益壮(老いてますます盛ん)の画人たち 展


明治から現代までの、ご長寿で著名な日本画家・洋画家の14人の作品展。
作家の個性が表出したころの作品と、80、90を超えてからの作品と。


「どれだけ生きても完成というのはないんだが、
どれだけ大きく未完成であるかだ」のような言葉は、奥村土牛さん(101歳没)

「長生きするのが目的じゃないんだな。
絵を描くのが目的で、そのために長生きしてるの。」杉本健吉さん(98歳没)
40前後のこれは奈良博の中の?「仏頭」、「大仏殿雪」、真摯な写生の美しさ。
95歳の「自画像(マスク)」は自画像と世界の仮面いろいろ、
美浜町の遊び心いっぱいの杉本美術館のイメージ、イメージ、
杉本さんの横にメロンなんか忍ばせておちゃめにおやじギャグ風。
躍動するタッチのチューリップやヒマワリの中川一政さん。
大森通夫さんの「大原女」の力強くも気高く美しい姿は94歳の作品、
この藤井達吉美術館の所蔵品なんだ。
2階の最後の小スペースが作家のポートレートの紹介、
ああ、こんな方が描かれた作品なのか、と、また背筋を伸ばす。
「わたしってしみったれですから幾つになっても命は惜しい。
命が惜しくなかったら見事だけれど、残念だが惜しい。
長く生きていたいです」は、熊谷守一。
「野良仔猫」「野ぶどを」。50歳の頃の裸婦は逆に目新しい驚き。


好きなのは秋野不矩さんの「白い扉」。
どこか、インドか外国の路地の、家の扉なんだろうか、
白いだけの扉が人を惹きつける。
油絵かと思ったら、わきの方は金箔も貼ってあるような紙本着色。
堀文子さん「名もなき道草」2015年(97歳)


「罌粟」2007年 (非出品)


「すなはまのかいがら」1955年 (非出品)


富岡鉄斎、猪熊弦一郎
片岡玉子、野見山暁治


感想ノートに「名古屋から電車に揺られて来たかいがありました。
まだまだ頑張らなきゃ」
余韻を楽しみながら、また揺られて家路につかれたでしょうか。

         ~12月16日(日)





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めかねこ

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