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深堀隆介展

アート缶
10 /09 2018



10月7日(日)、
台風25号は横道にそれて この地方は幸い被害もなく
世の中 3連休の中日、
おばさんも、車でちょっと遠出の
刈谷市美術館。


けっこうな賑わいで、

金魚絵師 深堀隆介展

透明樹脂にアクリル絵の具で金魚を描く、という仕事。


ドローイングもあるけど、原点はこんなヒノキの枡に金魚。
本物の金魚か?いや、立体の作り物?


いえいえ、樹脂を少し流し込み、その表面に金魚を部分的に描く、
それを何層かに重ねていくうちにこんな金魚が出来上がるというわけ。


もう6年前になるんですか、Yahoo!トップでたまたま知って、
名古屋のJRタカシマヤで実物を見た。

正直、金魚ばっかりで、
この人どうなっていくんだろって心配になって、
それを今回、再確認に来たカンジ(失礼)。

2003年~5、6年くらいの初期の作品は、まあ、平面的な
スーパーのパック入りの桜もちについたニセ桜の葉か、
パック寿司のニセハラン風なんだけど、
2010年を超えた今に近いものは、ある意味、超絶技巧ですよね。
平面の絵なんだけど立体の生き物に見える。

何層かの各層の平面に描いているので、
透明のビニール袋に 上から見れば金魚がぎょうさん泳いでいる作品を、
真横から見るとほぼただの透明の液体類の入った袋に見えるマジック。
でもこれって、金魚形のアートチックな立体フィギュアを
透明樹脂の中に入れるのと、どう違うの?
平面で立体感を表現できるということにイミがあるの?
「平面支持体」という言葉で文章もあったが。
そんな引っ掛かりは感じながら。



それはさておき、

1973年 名古屋生まれ。金魚の町・弥富の金魚を見て育ったそうで、
作品に閉じ込められた金魚の一瞬の生き生きした姿や習性に
観る側はびっくりするし、楽しくなるのだ。

ゆらゆらと ひれを揺らし、高価な観賞金魚。
俊敏に群れで渦まく、お祭り金魚。

金魚の個性とのとりあわせの妙に、作者の持つ表現力とセンス。

※ これはロンドンのガラクタ屋で見つけた煙草の缶だって。

さくらももこさんもこの方の作品がお好きだったんですね。
さくらさん所蔵の3点も。金魚の枡のと、
さくらさん自作の白と黒っぽい2つのおちょこの中に、
白いのにはヒメダカみたいなのが、
黒っぽいのにはぷっくりほっぺのさくらさんが描いたようなおちゃめな白金魚が。

やっぱりこんなのが、一番かな。おばさん用にも一枚ね。


金魚にはそれぞれ名前がついていたり、作品の銘みたいなのも
読めないような達筆で縷々記されていたり、細々したご性格が垣間見られる。
AB型かしらん?

「デスノート」なんて展示品には…
マツカサ病になって***(薬品名)を処方してやって、快癒に向かったのに
うっかり水温を配慮せずに水替えしてしまって死なせてしまった。
**で買った美しいランチュウだったかを、
空気を送るチューブを窓にはさむという過失で死なせてしまった。
5,000円也。…とかの記録。


          
金魚を突き詰める。

でもやっぱり、この人どうなっていくんだろ。


            


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めかねこ

猫・まち・植物・ときどきアート