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リアル(写実)のゆくえ

アート缶
08 /20 2017




8月18日(金) 碧南市藤井達吉現代美術館

リアル(写実)のゆくえ 


日本洋画の先覚者・高橋由一から
明治黎明期~大正~昭和~現代の
写実絵画の展観。

高橋由一の〈鮭〉と 磯江毅の〈鮭 ー 高橋由一へのオマージュ ー 〉(2003)


ややコンパクトなスケールの展覧会場に、
選りすぐりの日本の写実の歴史が深く濃く詰まる。


高橋由一、五姓田義松
原田直次郎、中村不折
岸田劉生
大澤鉦一郎、宮脇晴
高島野十郎、長谷川潾二郎
河野通紀、犬塚勉、磯江毅、安藤正子

… 「写実とは」の、作家のことばを織り込みながら …



物を人物を風景を、写実というカタチで写しだしながら、
その奥に作者の深い世界を垣間見させる。

それでいて

『…すぐとなりに迫る感傷や理解や意味付けを軽やかに拒絶している』安藤正子


岸田劉生〈麗子肖像(麗子五歳之像)〉(1918)

2枚並んだ白い壺の絵も魅力を放つ。

この時代の作家は劉生に強く影響を受け、そして、
劉生の影響の殻から抜け出して自分自身を確立するのに腐心する。


長谷川潾二郎の〈猫〉(1966)

この猫「タロー」のエピソードにふれたくて、
画文集を買ってしまった。

礒江毅〈深い眠り〉(1994-95)、最後の部屋に
墨色の大作、息をのむ。

犬塚勉〈梅雨の晴れ間〉(1986)、目に見えぬひとのささやき、流れ、草原。

~9月18日(月・祝)


もう1回くらい足を運んでもいいな。




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めかねこ

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