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東山魁夷 唐招提寺御影堂障壁画展

アート缶
05 /28 2017



本日は豊田市美術館

東山魁夷 唐招提寺御影堂障壁画 展


この美術館は現代アートのイメージで、
日本画、唐招提寺、というのがなんともくっつかないのですが、
けっこうな賑わいでした。


この唐招提寺~とは、中国の高僧・鑑真和上が開いた奈良の律宗寺院。


遣唐使の時代に、日本の招きを受諾したのは742年、鑑真55歳。
中国の僧たちの反対や、渡航の困難から何度も失敗し、
苦難の中でようやく渡日を果たしたのは753年、66歳。




唐招提寺の広い境内の一番奥に鑑真和上坐像を奉安する御影堂あり。
五月の初めなど、静謐な緑の中で鶯などさえずり。


毎年6月の数日だけ公開されるようですが、
一度どんなか拝見したい希望を持って柵の向こうを眺める。


今回はその御影堂の修理に合わせて、
鑑真和上に奉献された東山魁夷の障壁画の全面と
そのスケッチや下絵が公開されている。


渡日したときには盲目となっていた和上に奉納された日本の風景と、
和上の故郷の中国の風景。

先に制作されたエメラルドグリーンの日本の海と山の
高貴なまでの美しさもよいのですが、
和上像のお厨子のある松の間、その左右の間の
水墨で描かれた中国の風景は制作も年を追ってからのためか
気負いも感じられず、見る方にもおおらかなやわらかさに心和む。


こちらは凛と、〈山雲〉日本の風景。

                                                                       ~6月11日(日)

唐招提寺御影堂のすぐお隣には、和上の故郷の名花〈瓊花〉咲くよ。

                    (※こちらは毎年GWころ開花に合わせて一般公開)

                       


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めかねこ

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