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信貴山縁起絵巻

アート缶
05 /05 2016



今回の奈良の旅のお楽しみの一つに、


奈良国立博物館


こちらは旧本館、今は「なら仏像館」

設計:片山東熊(かたやまとうくま・1854-1917)

絵巻展はこちらの東新館





国宝 信貴山縁起絵巻
―朝護孫子寺と毘沙門天王信仰の至宝―

毘沙門天の聖地として聖徳太子が創建したといわれる
信貴山朝護孫子寺に伝わり、
日本三大絵巻の一つに数えられる平安絵画。

この絵巻全三巻が同時公開、ということで。

一、〈山崎長者巻〉


神通力を身に着けた命蓮上人が、
長者の家から米俵の入った倉を
鉢にのせて信貴山まで飛ばす。
長者に倉を返せと懇願された命蓮は
「倉は返せないが米は返す」と
米俵ひとつを鉢にのせ飛ばすと、
それに続いてほかの米俵も
続々と長者の家の庭に戻る。



躍動感ある描線に淡い彩色がされ、
この人々の飾らない大らかな表情。

二、〈延喜加持巻〉


天皇の病気平癒の祈願を頼まれた命蓮は
信貴山で祈祷し、その証拠に剣の護法を
天皇に遣わすと約束する。
天皇の夢に剣をまとう童子が現れると
たちまち病がなおる。




三、〈尼公巻〉


何十年も行方知れずの命蓮を探して
姉の尼公が信濃から奈良にやってくる。
東大寺で一晩中祈る尼公の夢に大仏が現れ
信貴山への道を示し
命蓮と再会を果たし、めでたしめでたし。 

平安の人々の喜怒哀楽のとぼけた表情に、
遠く近く山野風景、生活風景、
鹿、犬、猫…。



国宝絵巻の、全場面一挙同時公開ですからね。
通常休館の月曜でGW臨時開館日、これ、穴場と狙ってきました。
まず30分ほど列に並んで待って、
最前列で展示ガラス越しにピタリくっついて横に牛歩で移動展覧。
~ 時間制限のある修学旅行っぽい高校生たちは
一歩後ろ(ほとんど見えませんね)で
上の写真パネルを流し見るしかなく ~
途中また少し待ちの時に前の人が係りの人に聞くところ、
やはり、これで平日並みの混み具合で、
土日の混雑には及ばないようで。



他に
毘沙門天王信仰にちなんだ像、絵画
粉河寺縁起絵巻、地獄草子…
などなど。


尼公が大仏さんの前で祈ったり坐ったりする場面、
あ、これ知ってるなと思ったら、

1987年春、京博にて

尼公の巻、見てたんですね。
ついでに伴大納言絵詞、鳥獣人物戯画も見てたんだわ。

これらを見たくて京都まで行った自分がいたことにびっくり。
これらを見ていたことをすっかり忘れた自分にびっくり。

旧本館前、フジ棚。

ここでフジ見上げながら
コンビニおにぎり昼食。




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めかねこ

猫・まち・植物・ときどきアート